深川神社(本殿・陶製狛犬ほか)
創建は宝亀2(771)年、祭神は天照大神と素盞嗚尊との間に生まれた五男三女の神々を祀る。境内には古墳時代後期の横穴式石室を持つ深川神社古墳が所在し、神社地が整備される以前から聖地であったことがうかがわれる。宝物は国指定重要文化財である陶製狛犬や、市指定文化財の永享年銘梵鐘(永享10(1438)年奉納)・織部燈籠などがある。
例祭は9月の第2土曜日・第2日曜日であり、同日にせともの祭として瀬戸市中心部で陶磁器廉売市等のイベントが行われる。
本殿は諏訪の名匠立川和四郎2代目の富昌により、文政6(1823)年に造営され、平成11年11月2日に市指定文化財となった。
なお、この神社は当瀬戸市の産土神として由緒がある。社伝によれば陶祖藤四郎がこの神社に参龍した折、御夢霊験により社の辰巳に当る祖母懐の土を得たと言われている。
境内には、陶祖藤四郎を祀って文化7(1824)年に創建された陶彦社がある。
アクセス
電車 名鉄瀬戸線 尾張瀬戸駅から徒歩10分
車 東海環状自動車道 瀬戸赤津ICを下りて、県道33号線を西へ瀬戸市街地方面に向かい、東本町1丁目の宮前通りを右折し直進。宮前橋を渡り、鳥居を抜けて現地へ
駐車場 有(30分以上有料 11台)
愛知県瀬戸市深川町11
0561-82-2764